何を基準にレンタルサーバーを選べばいいのか、安いだけで本当にいいのか、と悩むと思います。
レンタルサーバーの安いところってやっぱりダメなの?
安さ、使いやすさのみで選ぶとしたら私は毎回ロリポップ!レンタルサーバーをお勧めしています。
安すぎると心配といわれることも多いのですが、使っている方からの苦情は今のところ特になし(たまにダウンしていても気づかない方が多いためと思われます・・・)
私もいろいろと調べ、使ってもみたのですが、やっぱりそんなに悪くないと思うんです。
ワードプレスを導入する方には特にCGI版PHPの37倍速い、モジュール版PHPを使える月額500円のスタンダードプランを特にお勧めしています。
他にも安さだけで言えば月額500円弱ヵら借りるサーバーがあるのですが、ロリポップのほうがコントロールパネルがわかりやすく、回線速度も圧倒的に速いということでおすすめしています。
稼働率は99.99%。
1日あたりの転送量制限(目安)も2015年12月より以下のように緩和されたため、さらに使いやすくなりました。
エコノミープラン(月額100円) : 1GB → 40GB
ライトプラン (月額250円) : 5GB → 60GB
スタンダードプラン(月額500円): 10GB → 100GB
エンタープライズプラン:(月額2000円) 無制限
※1日の転送量が制限を超えるとサイトが表示されなくなります。
参照:https://lolipop.jp/info/news/5128/#search_word=転送量制限
アクセスが多くなって来たら最終的にエンタープライズプランにすれば制限がないのも魅力ですね。
また、2015年12月には「同時アクセス数拡張」機能が追加。一時的なアクセス集中による503エラーにも対応できるようになりました。
ただロリポップはDNS情報を変更できません。
DNS情報を変更することでメールは別サーバーで管理したりすることができます。
その為、もしweb側のサーバーがダウンしてもメールのサーバーは大丈夫ということになります。
ただこれもドメイン側で設定できます。(できないところもあると思います。お名前.comはできます)
レンタルサーバーの回線速度について
ロリポップの回線速度はレンタルサーバーの中では最高峰の1000Mbpsと高いところも魅力です!
この回線速度も見ておく必要があります。
1kb/s=8kbps です。例えば300kbの転送量のページの場合、
理論上、1人の人がページを見るのに2,400Kbps(2.34Mbps)(1Mbitは1024Kbit)の転送量がかかります(キャッシュやヘッダー情報等は無視して)
回線速度が100Mbpsの場合、43人の同時アクセスで容量オーバーという計算になります。
共有サーバーはそれを何人もで共有しているので、何人で共有しているのか、というのも気になるところです。
当然安ければ安いほど共有している人数も多いということになると思います。
同時アクセスが多く、他のユーザーに影響を及ぼす可能性がある際は、一時的に制限を行う場合もあるということです。
自分のサイトがその制限に当てはまった場合は、専用サーバーを借りることを考えたほうがいいでしょう。
ちなみに同じ金額帯のさくらサーバーの1日あたりの転送量制限(目安)は以下です。回線速度は100Mbpsです。
ライト(月額129円) | 40GB/日 |
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スタンダード(月額515円) | 80GB/日 |
プレミアム(月額1543円) | 120GB/日 |
ビジネス(月額2571円) | 160GB/日 |
ビジネスプロ(月額4628円) | 200GB/日 |
参照 :https://help.sakura.ad.jp/hc/ja/articles/206053142
※料金は目安です。契約年数等で変わりますので詳しくはサイトをご覧ください。
稼働率100%のレンタルサーバー
先ほど紹介したロリポップは稼働率99.99%で、ほとんど問題ないように思いますが、実際はこの0.01%が困ることもあります。
365(日)×24(時間)×0.0001(%)=0.876時間ということで、年間約53分稼働していないことになります。
お弁当注文システムを運営していた時はこの年間53分にかなり苦戦しました。><
これが朝の注文の時間にくると大変です!!
ということで年間53分も稼働しなかったら困る!という方は稼働率を見て決めることもお勧めします。
稼働率(SLA)100%保証のついているサーバーがあります。
お値段はやはり高くなりますが、それだけ自信があるということでしょうから安心です。
しかし、ただ稼働率100%といっていても性能がついていないと困ります。
例えば転送制限が厳しく設定されていて、サーバーに負担がかからないようになっていたりすることも考えられます。
そうなるとサーバーの稼働率の問題の前に、サイトの転送量オーバーで表示されなくなってしまうことが考えられます。
また、100%保証というとサーバ―がダウンした場合はすべての場合で保証してくれると思ってしまうかもしれませんが、
共用サーバーなど第3者の影響でサーバーに負担がかかってサーバーがダウンした場合などは、保証の範囲外です。
そう考えるとやはり専用サーバーということになってきて、お値段もどんどん高くなります。
共有サーバーで稼働率100%保証があり、実績もあり、高性能・バックアップ機能もあり、回線速度も容量も十分となると
CPIレンタルサーバー というサーバーがあります。